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常務取締役・東京電設事業部長　新海龍太郎

私たちHOKUSHINは、常日頃から社員同士でコミュニケーションをとることを心掛けています。これまでの経験や考えの共有が主な目的ですが、日頃からコミュニケーション能力を鍛えることで、施主、下請け、メーカーといった様々な人とのパイプ役となった時に相手の気持ちを正しく理解し、相手に自分の考えを伝えることが自然と出来るようになると考えています。私たちは一人ひとり得意分野も異なりますが、それを強みに変える団結力とコミュニケーションを武器に、得意分野を持ち寄ってチームワークで協力していくのが私たちのスタイルです。

社員にはいつも「自分の家を作るように丁寧に施工を」と教えています。私の座右の銘である「誠心誠意」という言葉の通り、お客様に心をこめて私たちの技術を提供したいと思っているからです。
それは普段の仕事はもちろんのこと、万一ミスが発生したときもクライアントや元請けにすぐに連絡・状況報告をし、事後報告書を作成したあと社内での原因追及のための会議を行います。失敗しても前向きな気持ちで対処し乗り越え、失敗をも成功に変えてみせるといった姿勢で私たちはお客様に向き合っています。

私自身、15年間現場で職人として働いていたため、現場の人間の気持ちはよくわかります。
その経験をもとに、相手に「こうしてほしい」と思った時は口だけで叱るのではなく、まず自分で行動してみせるにしています。上司が出来ていないことを、部下に求めるのは難しいですし、まず相手に信頼される必要があるからです。普段から社員とコミュニケーションをとり、相手の考えや仕事への姿勢などを理解しながら、お互いに成長しあえる関係でありたいと思っています。